
家にいる時間が長いので、ネットで買い物する人も 増えています。
そんな中で、マスクやアルコール消毒液など 注文していない商品が 勝手に送られてくることがあります。
これは詐欺です。
後から、「お金を払え」と言われる可能性があります。
注文をしていない商品が届いても、お金を払う必要は ありません。
買い物は、あなたが「お金を払ってでも これがほしい」と思ったときだけ、お金を払うものです。
商品が勝手に送られてきただけでは、あなたが 買ったことにはなりません。
「お金を払え」と言われても、払わないようにしましょう。
勝手に商品が送られてきたら、14日間は そのまま置いておきましょう。
商品を使ってはいけません。その間に その商品を使ってしまうと、あなたが買ったことを 認めたことになってしまいます。少し邪魔ですが、押し入れや下駄箱の中など 見えないところに しまっておくとよいです。
14日間が過ぎたら、捨てても かまいません。
特に注意してほしいのは、商品が代金引換で届くときです。
代金引換は、荷物が届いたときに、宅配業者や郵便局の配達員に お金を払う方法です。
配達員に「代金引換です」と言われた場合は、誰から届いた荷物か 確認してください。
知らない相手からの荷物だったら、荷物を受け取らず、お金も払わないようにしましょう。
買っていない商品が勝手に送られてきたときは、周りの人や消費者ホットライン(電話で188)、弁護士などに相談しましょう。
このコラムは、トラ弁ネットの弁護士が書いて、一般社団法人スローコミュニケーションさんに「分かりやすい」版に書換えをしていただいたものです。
一般社団法人スローコミュニケーションさんのホームページは、次のとおりです。
また、ルビなし版を、以下のとおり、noteにアップしています。